はじめに
車のバッテリーの寿命についての考察です。
バッテリーの寿命を伸ばす方法と、回復させる方法の考察になります。
結論
先に結論です。
5年ぐらいで定期的に変えましょう。
それまでにバッテリーが上がった場合は、車から外して14.5V 0.1Cで充電して様子を見ましょう。
それで再度上がった場合は交換しましょう。
以上。
3現について
根拠となった、実際に確認したことは下記のとおりです。
環境の違いもありますし、主観も入っています。
・再充電すると半年〜1年ぐらいは持つ
・劣化したバッテリーは完全回復しない
・劣化してくると充電に必要な電圧が高くなる
・パルス充電器は効果があるが高電圧充電との違いは分からなかった
・5年ぐらい経過するとバッテリーの外観も変形してくる
・CCAのテスターはあてにはなるが、寿命が尽きる寸前が分かるわけではない
一般的に言われていることについて
こちらもソースの確認をちゃんと取っているわけではないので違っている可能性がありますが、
この辺の情報も考慮して考察しています。
・バッテリーは劣化すると容量が低下する
・放電した状態で放置するとサルフェーションが発生し、充電出来なくなる
・サルフェーションは高電圧で充電すると除去できる
・パルス発生器はサルフェーションを除去できる
考察
では、考察です。
まず理想のバッテリー寿命を考えます。
車の使用期間を10年10万kmとしたとき、1回であれば10年、 2回であれば5年持たせる必要があります。
5年で外観に変形が生じてくるので、10年は保たないと仮定します。
5年で1回、3年4ヶ月で2回の交換が必要になります。
5年以上保たせても交換回数が減る訳ではないので、ここが目標となります。
普通の使い方であれば5年保つと思います。
走行距離が少ない場合や、ちょこちょこ乗りが多い場合は保たない可能性があると思います。
このときはただ単に充電量が足りていないだけなので、充電すればしばらくは使用できます。
定期的に充電すれば5年は保つと思います。
アイドリングストップ車や充電制御車の場合は満充電ではない期間が長いので、サルフェーションを取るような充電が必要となります。
このとき高電圧での充電が必要となります。
充電してみたところ14V程度でも効果がありそうな感じでした。
14Vだと車の電気系の耐圧以下だと思いますが、念の為車からバッテリーを取り外して充電することをお勧めします。
交換についてですが、5年で割り切って交換することをお勧めします。
交換は好きなタイミングで出来ますが、バッテリーが上がってからだと他にも色々支障が出たりします。
通販だと割と安価で購入できますので、トータルで見てもお得になります。
5年保たない場合ですが、基本的には新しければ充電で結構それなりに回復します。
なので、充電したりとかで騙し騙し使えると思います。
生活に支障があってバッテリーが上がったら困るという方は、早めに交換したほうが良いと思います。
パルス充電器についてですが、補充電で十分と考えています。
補充電を定期的に行うだけで寿命は伸びますし、補充電と大きく違うならメーカーがそれを実データと共に提示すると思うので、そういったデータがないということはそういうことじゃないかと思っています。