自作焙煎機 その2

珈琲焙煎

始めに

今回はポップコーンメーカーの改造に触れます。
100V系の配線を変えるので、事故が起きる可能性があります。
安全には十分に注意して、自己責任で行ってください。

改造の内容について

まず、ポップコーンメーカーが焙煎に適合するのかという点です。
焙煎に必要なのは加熱と撹拌です。
撹拌は問題なく出来るので、問題となるのは加熱です。
熱量は十分なのですが、焙煎が完了する前にサーモスタットが動作して動作しなくなってしまいます。
今回の改造はこのサーモスタットを取り外す改造となります。
サーモスタットを取り外すと言うことは安全装置を切ると言うことなので、その辺を留意して使用する必要があります。

改造箇所

まず分解します。ネジとか外して行けば、下の写真な感じになります。

この画像の右上の部分に線が2本繋がっている部品があります。
こちらが一定の温度以上になると内部のスイッチが動作し、電源を切る仕組みとなっています。
この部品を外して温度が上がっても切れないようにします。
色々方法がありますので好きな方法で行ってください。

改造が終わったら元の状態に組み立てます。

動作確認

もしテスターや導通チェッカーがあればコンセントが短絡していないか確認してください。
一番事故が起きる可能性があるのは初回電源投入時なので、特に気をつけてください。

電源を投入したときに正常に動作すれば完了です。

焙煎について

この状態で焙煎は出来ます。
周囲の温度にもよりますが、生豆を50〜60g入れて 5秒 ON,5秒 OFF を繰り返します。
これを好みの色になるまで続けます。
時間がかかったり早かったりする場合は、ONとOFFの時間を変えてトライしてください。

今後について

次回は自動でON OFFする機構を紹介していきます。

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