ダイソーに行ったら新型のリチウムイオンのモバイルバッテリーが売っていましたので買ってきました。
仕様、性能を調査したので載せたいと思います。
製造時期や勘違いによってこの記事の通りではない可能性があります。
分解、改造は自己責任で行ってください。
こちらの記事は分解、改造を推奨するものではありません。
実測はテスターとUSBの電流計を使用しています。リチウムの電圧測定は放充電終了後に測定しているため、ICが止めている電圧と違う可能性があります。
仕様と実測
公称容量:4000mA
公称出力:1A(5V)
(14.8wh 4000mA 3.7V で計算)
充電
入力:670mA(5V入力 実測)
容量:3548mA(5V 実測)
(17.14wh)
充電終了時:4.11V(リチウム電圧)
放電
出力:1000mAで固定
容量:2273mA
(11.36wh)
放電終了時:3.19V
50mAでは放電継続
30mAでは自動停止
外観
旧型との比較です。
旧型のものより小さく分厚くなっています。
内部
爪は外から外せない様になっています。
頑張ってこじっていくしかありませんでした。
充電はほぼ1チップで行われています。
後はコイルとチップが少しついています。
コマンド
バッテリーチェックのボタンをダブルクリックで給電中止。
その後クリックで給電再開。
感想、まとめ(一般)
容量が少ないのと出力電流も少ないので活躍できる場面はすくないかもしれません。
価格が安いので緊急時用の備えとしては良いのではないでしょうか。
感想、まとめ
分解は大変でした。
誤ってドライバーの先端が内部に入ってしまうとリチウムイオン に突き刺さる可能性が高いです。
個人的には2個目は開けたくありません。
4000mAという容量のリチウムイオンバッテリーが500円で手に入るのは魅力的ですが、取り出しと運用には不安があります。
50mA以上消費する回路では止まらずに給電してくれるので、そのまま使った方がいい気がします。
給電のON,OFFができるコマンドがあるので電源スイッチも不要で運用できる可能性があります。
50mAを切ってくる回路なら4000mAも必要ないと思います。
サイズと容量からするとraspberry piに使うにはいい感じかなと思います。